kaio
って何だ?
"島根県西部を流れる高津川中流域では、昭和三〇年代後半の頃までゴギと区別して、
カイオと呼ばれる大型魚が存在した。
具体的な報告はないようだが、ある著書によると
「大きさは20ないし30cmばかりで、海から上がって来、とくに大水が出たとき大量にさかのぼる」
とあり、降海型のゴギと想像させられる。
中流域での聞きとりによると、カイオの外見的特徴は白色斑点がやや不鮮明で、
ゴギの暗褐色に比べて、青味がかった体色しているらしい。
なおカイオは海魚・回魚の意……とも説かれるが、語原についてはつまびらかでない。”
だってさ。
『是非お目にかかりたい!』
って事でページタイトルとHNに頂戴致しました。
鈴野藤夫著「山漁」より